最近、管理人はネット古書店で清宮質文さんの図録を手に入れました。

以前からコアなファンはいたと思いますが、管理人が知ったのは日曜美術館で紹介された以降の事です。
図録以外でも現在入手可能な画集や関連本がないかと思い探してみました。

中原中也の詩に清宮質文の絵を合わせた本です。どこかもの悲しい清宮質文の木版画と中原中也の詩が響き合う様な感じの素敵な本ですね。
また、画集としては全版画集も入手可能です。

値段的には少々高いので買うとしたら勇気が必要ですが、清宮ファンにはたまらない
本ではありますね。
しかし予算的にもう少しリーズナブルなものは無いかなと思って探してみましたら・・・。
ありました。

こちらの方がお値段的にも入手しやすと思います。
まずはこちらを入手して愉しむのも良いかと思います。
と、まあ今は画集等で愉しむしかないですが、いずれ展覧会で本物がぜひ見てみたいですでね。
勿論、チャンスがあれば木版画そのものも手に入れたいと思っています。
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ユディット・・・。
首を掲げうすら笑いさえ浮かべるこの絵の女性の名前である。

まさに、クリムトが生涯をかけて追い求めたテーマである
「エロスとタナトス(死)」
そのものを象徴的に現わしている絵である。
ユディットは旧約聖書の中に出てくる物語で、敵将を色仕掛けで誘惑し寝首を掻き切った
まさにその瞬間を絵にしている。
ユディットの顔は悲惨さや恐怖の表情ではない、
むしろ官能の喜びに満ちている様にも見える。
エロスと死はまさに対極の感情そのものである。
エロスは生命を誕生させ育む根源的な情動であるのに対し
タナトス(死)は総てを消滅させる最大の恐怖。
考えてみれは生命は誕生と同時に死に向かって旅する様に運命づけられている。
何人とも逃れる事の出来ない終末に向かって容赦なく時は過ぎる。
「エロスとタナトス」
クリムトが表現しようとしたのはもしかすると、人生そのものであったのかもしれない。
死に向かって旅する旅人である人間の一瞬の躍動を表現したのかもしれない。
また、こちらの作品「シルエットII」と言う作品も興味深い。
日本画の影響を色濃く感じる。

管理人はこの絵をみると、竹久夢二を思い起こす。
夢二とクリムトは年代的にどうなのだろうか?
調べてみると
グスタフ・クリムト 1862年~1918年
竹久夢二 1884年~1934
夢二の方がやや遅く生まれているが、重なる部分もある。
双方が互いを知っていたかは分からないが、その時代の空気を
国は違うとは言え優れた感性で捉えていたのだろうと思う。
今日は土曜で休みです。時間が取れたので少し前から計画していた5年前に描きかけで止めてしまった油絵をまた描き始めました。
以前描いた時は、どの様にしようと思ったのでしょうか?
その時のテンションを忘れてしまったので、とりあえず絵筆を握って手を動かしてみました。
下の方に描きかけの草むらがあったのでそこの部分から描く事にしました。

溶き油を少し筆に付けて絵具と混ぜて描いて行きます。
筆を横に滑らせて描くと言うよりは、筆で軽くキャンバスをはじく様に描く事で
筆の跡を残しながら草むらの感じを出して描きます。

ほんの一時間くらいしか描いていませんが久々に描いたみて大変楽しかったです。
まあ、この絵はリハビリ的に考えて、とにかく勘を取り戻す事から始めます。
本格的な作品づくりまではまだまだ時間が掛かりそうです。
また、ブログで油絵を紹介する時デジカメで撮影すのですが、どうしてもフラッシュが反射してしまいます。撮影の仕方も勉強して、奇麗に撮れるようにしないといけないですね。
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アート作品と言うと大変お高いイメージですよね。
最近、ムンクの「叫び」が96億円で落札された!と言うニュースが話題になりました。
でも、そんな大金を出さなくてもアートは十分楽しめると思います。
もちろん本物を自宅の部屋に掛ける事は出来ませんが、
ポスター、や複製を額装してインテリアとして楽しむのはアートを暮らしの中に
取り入れて楽しむ素敵な方法だと思います。
部屋の壁や廊下の壁に掛けて楽しみたい好きな画家は沢山いますが、
最近、特に「いいなあ」と思うのは、モディリアニです。

若い頃見ても特に何とも思わなかったのですが、年齢を経て最近見てみると、
描かれている人物の内面を捉えていて、人物の哀愁や感情を感じてとても良いんですよね。
また、クレーの絵もいいですね。

色調の微妙な変化やリズムが大変美しくて何時までも見ていて飽きないんですよね。
この様な、モディリアニやクレーの複製を買って部屋に飾りたいと思うですが、
実際、複製画とはどんな感じなんでしょうか?
表面の凹凸や筆さばきの感じ、色彩の再現の点で鑑賞に堪えるものなんでしょうか?
こちらのサイトAllposters.co.jpで手に入る複製画は「キャンバス地プリント」と「ジクレープリント」、
「プレミアムジクレープリント」と言う三種類のプリント方法だそうです。
このうち最もお手軽価格で手に入るのはジグレープリントです。
しかし、ジグレープリントって実際にどの様な感じのものなんでしょうか?
ネットで調べてみると、こう言うページがありました。
作品製作技法(ジクレー)について
しかし、実際に購入して見ないと本当のところは解らないと思うので、
管理人が実際に買ってみてこのブログをご覧の方々にお知らせできればと思っています。
また、記事にしますので再度ご覧頂けましたら嬉しいです。
オールポスターズ公式サイト
管理人は、以前このブログでご紹介した、松本潮里さんと言う画家の方の作品が大変好きです。

残念ながら作品を実際に見た事はありませんが、ウェブサイトを見てファンになりました。
ぜひ、画像を載せて作品を紹介できたら・・・と思っているのですが、
なにぶん、著作権の関係があり掲載ご許可を頂かない限りは載せる事はできません。
しかし、リンクを貼る事は出来るので。現段階ではリンクを貼ってご紹介します。
管理人が気に入っている作品に管理人なりの詩を付けてみました。
持論ですが、絵は言葉に成らないメッセージを見る人に伝えてきます。
それをあえて言葉に置き換えるとすると「詩」の様な形になると思います。
下手な詩で恐縮ですが、これがこの絵を見て思い描いた管理人の感想です。
絵の題名は「スリルが欲しい」で松本 潮里さんのウェブサイトによると
2010年制作の作品です。
スリルが欲しい
こわいのって素敵
だって、悪魔みたいにやさしいから
こわいのって素敵
だって、剣の様にきれいだから
誰にも気づかれる事のない小さな部屋で
そっと鏡を覗き込んでみる
見知らぬ少女が、見知らぬ顔でそっとウインク
誰・・・
昨日、客席の一番前で見ていた子
それとも
切符切りの見習いさん
見知らぬ少女の見知らぬ瞳は何も答えない
ライムグリーンに静かに輝くだけ
でも、きっと知ってる子だわ
だって、金色の髪がきれいだもの
だって、リンゴ色のほっぺがかわいいもの
遠くで少女の名前を呼ぶ声が聞こえる
いつもみたいに怒鳴ってる
早くしろ、出番だぞ!
見知らぬ瞳は、さっとふり向き鏡の向こうに消えていく
そして、小さくなって消えていく
残るのはいつもの部屋だけ
こわいのって素敵
だって、とてもドキドキするから
こわいのって素敵
だって、だって・・・
先日から、油絵の再開のために使える道具を点検しているのですが。一応使えそうなものを全部並べてみました。以下の道具が使えそうです。やはり少しは買い足す必要がありそうです。

溶き油と言います。一応2種類の溶き油がありました。心なしか色が酸化して変色している様ですのでこのまま使えるものかな?と思っています。

背の高い方がネオペイティングオイルといって初心者向きに調合されているオイルで管理人はもっぱらこれを使用していました。また小さい方はクイックドライングメディウムと言って乾きの遅い油絵の乾燥を速めてくれる効果がありますので次の工程に早く進む事ができます。
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次に油絵具です。オーソドックスな12色セットを使用しています。初心者の方の場合はこれで十分ですが、必要が生じた時に1色ごとに買い足して行きます。

次は油壺と言います、この中に溶き油を入れて置き筆に溶き油を含ませ油絵具と混ぜて使用します。底面がパレットに挟み込める様になっていてパレットの端に挟みこんで使用します。

次は、ブラシクリーナーとバケツです。ブラシクリーナーは筆を洗う時に使用する液体です。またバケツは筆洗と言ったりしますがこの中にブラシクリーナーを入れて筆をその中に浸して洗います。作業終了後は、これで絵具を落とし、さらに石鹸で完全に筆先の絵具を落としておきます。そうしないと残った絵具が乾いた時に筆先が固まってしまい使えなくなってしまいます。

バケツの中はこの様になっています。

次はパレットです。管理人はパレットは木のものを使用しています。最近は使い捨ての紙のパレットもあります。また、好みの問題かもしれませんが、管理人は一回毎に絵具をふき取って掃除していますが、人によってはそのまま絵具を残し厚く積みかさて使用している方も多い様です。

次はイーゼルですが、このイーゼルは野外で使用する簡易イーゼルです。

何時もは下の室内用のこのイーゼルを使用して描いています。

最後にデッサン人形です。まあ、この人形は特に無くてもよいのですが人物を描くときは役立ちます。

一応、使えそうな道具はこの様な感じですが、他にもパレットナイフやペインティングナイフと言うナイフ類がありますが、パレットナイフはなぜか見つかりませんでした。
また、ワンチンと言って細かな部分を描くときに手を支える棒がありますがそれは後ほど描き始めたら紹介したいと思います。
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油絵を再開しようと思って、道具の点検を始めたのですが、「筆」で止まってしまいました。
それでも再開の糸口を探していましたが、何年か前に描きかけた油絵があったのを思い出しました。

この絵を描きかけの時から以降は一枚も描いていません。理由は特に無いのですが・・・
多分あきたのかもしれません。しかし、ここにきて突然やる気が!芽生えました。
絵は一応途中なのですが、この時のテンションを思い出せないです。
従って、リハビリのつもりでこの続きを描いて行こうと思います。
絵を見て頂ければ解ると思いますが、管理人の実力は正直・・・?です。
これで、現代童画会展に入選したい!などと言っているのですから「おや?」と
思われる方もいるでしょう・・・まあ、何年掛かるか解りませが、今後の管理人の人生目標の一つ
として努力してみるつもりです。
現代童画会とはこちらの公募展です。
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ホームページによると、
2012年7月2日(月)〜 8日(日)の会期で、選抜展を銀座アートホールで開催するそうです。
本体の公募展は今年の場合11月8日(木)〜 15日(木)の日程で上野の東京都美術館で
開催されるそうです。
選抜展は7月なので一度見に行ってみようかなと思っています。
少し情報の公開が遅くなりましたが、前回公開から一週間経過した4月21日のスキャンデータを公開します。今回も前回同様普段の食事で食べ過ぎない、間食を控える、1日の歩数を意識することのみを意識しています。スキャンした体重計はオムロンの体重体組成計 カラダスキャンHBF-370でスキャンです。それではまず体重です。前回は72.8キロでした。

今回は72.3キロでマイナス0.5キロです。増えていなかったので率直に良かったと思います。4月の目標はとにかく、72キロ台をキープなので順調に進んでいます。次に体脂肪率です。

こちらは前回22.6%でしたので今回と比べるとプラス0.3%になってしまいました。体重は減少しましたが体脂肪率はプラスと言う事は体脂肪そのものの重さは変わっていないと言う事だと思います。この辺はダイエットを続けて行けば段々と変わって行くと思います。次にBMI値です。

前回は24.3ですから0.1ほど減少しました。まあ、誤差の範囲内と思います。22が標準の数値ですからまだ肥満!(--;)です。それでは次に内臓脂肪です。

前回の内臓脂肪レベルも10でしたので、数値的には変わりません。管理人は内臓脂肪の溜まりやすいタイプです。実はこのブログのこちらの記事「DHCパーソナル・カルテで肥満遺伝子の検査をしてみた。」で紹介しています、DHCパーソナル・カルテで遺伝子検査してみて解りました。内臓脂肪は当然内臓疾患に結び付きやすいので、この数値が改善される事がダイエットの目標の一つです。最後に体年齢です。
やったー!前回が48歳でしたので今回は1歳若返った事になります。実年齢からは2歳若くなりました!この調子でもっともっと若返ります!(外見はともかく・・・笑)
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4月14日(土)~5月20日(日)の会期で埼玉県立近代美術館にて開催されている草間彌生 永遠の永遠の永遠を見てきました。駅から数分の所にある北浦和公園入口には草間彌生の眼光鋭いポスターが鎮座していて、周囲の環境を圧している感じでした。
美術館の入口はすでに彌生ワールドと化しています。これから展開する草間彌生の世界にワクワクします。

入口を入ると巨大な水玉を配した有機体の様な彫刻がありました。見ようによっては巨大
なマッシュルームの様にも見えます。

しかし、その水玉の中には顔が・・・・ちょっとおちゃめです。

さらに奥には、「明日咲く花」と題された2011年制作の巨大彫刻が展示されていました。すこしニキ・ド・サンファルを思わせる色彩ですが、やはり草間のテーマである水玉をモチーフを配していて楽しい作品です。

そして、その向こう側の美術館の中心にあたる吹き抜けにはさらに巨大なビニール製の巨大な少女が展示されています。あまりに巨大なので全身をカメラの画面に収める事ができません。

そして、いよいよ作品が展示されているエリアに近づくと、草間彌生がそこで出迎えてくれている様な、おそらく等身大?と思われる写真が壁に貼ってありました。

個々の作品は撮影禁止ですのでここでは紹介できませんが、今回の展示のテーマは「わが永遠の魂」と「愛はとこしえ」の二つのシリーズが中心になっています。作品の解説をヘッドフォンで聞きながら作品を鑑賞できるサービスを利用して見て回りましたが、印象に残った言葉が「死」「宇宙」「永遠」などの言葉です。
現在草間は83歳、残りの人生を直視し自らの創作をさらに加速させ、死の向こう側の宇宙や永遠と一体化しようとしている様です。作品は、無意識をそのまま表現したように混沌としていてエネルギッシュでそして時々、遊んでいる少女の絵などが描かれていて可愛らしいです。

上の端末のボタンを押して、ヘッドフォンで解説を聞きます。
解説では草間の肉声のインタビューや自作の詩の朗読が聴けて、貴重な体験ができます。
展示エリアで撮影が許されていたのが、下の南瓜の巨大彫刻です。草間独自の水玉のドットがグラフィカルに配置された美しい作品でした。草間彌生の実家は種苗店だそうで、植物などには幼い頃より親しんだそうです、南瓜も好んでモチーフにしています。

展示エリアの中には体験型の作品があり「魂の灯」と言う作品は個室の中に入って鑑賞します。中は全面合わせ鏡になっていて、床には水が張ってあります。その中に無数の色とりどきの電球が配置されています。
その空間に身を置くと、無限に続く宇宙空間に身を置いた様な錯覚を覚え、生や死を超え宇宙の混沌に飛び込み一体化すると言う草間彌生の理想世界を具現化したかの様です。
最後のエリアには、赤の水玉を部屋全体配し、その中に巨大チューリップの彫刻を配した空間作品が体験できここで展示エリアは終了です。

今回の展覧会の会場に来場しているお客さんを見ていると圧倒的に女性が多い様に思います。
御歳83歳、衰えを見せない創作意欲とユーモラスで可愛らしい、草間作品が多くの女性に勇気とエネルギーを与えている様です。死をも超越し乗り越えようとする草間の思想・・・その逞しさは、現代に降臨した古代の女神様、そんな、強い印象を持ちました。
草間彌生関連の資料
Pen BOOKS 14 やっぱり好きだ! 草間彌生。
無限の網 新潮文庫 / 草間彌生 【文庫】
草間彌生全版画
草間彌生全版画集第2版
以前、このブログで草間彌生さんについて書いた事があります。管理人は十代の頃から作品は雑誌などで知っていました。、また以前の記事はこちらです→むきだしの女性性・・・草間彌生
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ところで、先日大阪の国立国際美術館で1月7日(土)から4月8日(日)まで開催されていた「―永遠の永遠の永遠― 草間彌生」展が巡回して管理人の地元埼玉の埼玉県立近代美術館で4月14日(土)から5月20日(日)まで開催されています。
大阪では少し遠方でしたが、管理人の地元に同展が巡回してくれたので、実際に作品を鑑賞する機会を得ました。埼玉での初日には、作者である草間彌生さんご本人もお見えになり会場を一回りしてファンの求めに応じて握手などもされたそうです。
朝日新聞デジタルの記事→「水玉で作者も来場、ファン感激 草間彌生展、埼玉で」
知っていれば初日にぜひ行きたかったのですが、知っていたとしても残念ながらその日は仕事でした・・・。
でも、明日土曜日(4月21日)にはぜひ出掛けて草間ワールドを体感したいと思っています。雑誌で見るのと、美術館等に出掛けて実際に作品に接するのとでは、迫力が違うので大変楽しみにしています。また、先ほどの朝日新聞デジタルの記事によると、「チューリップに愛をこめて、永遠に祈る」と言う巨大彫刻を配したインスタレーションは撮影もOKとの事なのでぜひ、カメラに収めてこのブログでご紹介出来たらと考えています。
草間彌生関連の資料
Pen BOOKS 14 やっぱり好きだ! 草間彌生。
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草間彌生全版画
草間彌生全版画集第2版
「野の果てに」
耳を澄まそう、そして、心を落ち着け静かに目をつぶってみよう
心の奥の奥から聞こえてくる微かな音に耳を澄まそう
ガタン、ゴトン、ガタン、ゴトン
遠くを行く汽車の音がちいさく微かに聞こえてくるはず
汽車はきっと、子供の頃の思い出を乗せてやって来る
さびしい、
悲しい、
せつない、
鼻がツンとなるような
胸がキュンとなるような
ちいさかった時の思い出・・・・
そうして、そっとそれを皆に渡すと
また、レールの上を何処までも走って行く
ガタン、ゴトン、と走って行く
清宮 質文(せいみや なおぶみ)この方の名前を知ったのは実はつい最近の事です。
たまたまNHKの日曜美術館の今週のギャラリーで紹介されていた木版画を見たのが最初です。その時は「ながれ」と言う作品が紹介されていて、いいなあと思っていました。
しかし最近、2000年に小田急美術館で開かれた回顧展の図録を古書店で手に入れることができました。
一点一点をじっくり見て見ると、実に良いです。静けさと悲しみ、寂しさが画面からゆっくりと染み出して来るような、何とも言葉に出来ない情感が伝わってきます。この場で図録の作品ひとつひとつを紹介したいくらいですが・・・それは無理なので、こっそりと一番お気に入りの作品を少しだけ。

写真の写りが良くなくて、まったくその良さが伝わらないと思いますが上に掲載されている作品「野の果てに」1985年制作が管理人のお気に入りです。
砂漠の様な土地を一両しかない汽車が力ない夕日に向かって走っている風景です。誰もいない地の果て、どこへ向かうのか分からない汽車・・・。
そんな風景に何故か心惹かれます。
それは、自分自身の心のどこかとつながっていて、自分の過去の記憶の中をゆっくりと旅する汽車なのかもしれません。そして、そんな思いを詩にしてみました。下手な詩で恐縮ですが、絵は言葉にできない詩だと思うのでこれは言わば管理人が受け取った清宮さんからの大切なメッセージだと思っています。
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