真夜中の月
 
約1年ほど前の記事になりますが
「夜中に目覚めたら、それは潜在意識との会話チャンスかも」
と言う記事を書きました。夜中にフッと目覚めたとき、心の中でつぶやいた事が自分の潜在意識に通じたかもしれない・・と思った出来事を記事にしたものです。


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しかし、昨晩(厳密には今日(1/24)の午前3時ころ)経験した事はもっと具体的で、あきらかに「夢を通じて自分の無意識と対話する」と言える様な内容にでした。
 
このブログでも何回も記事にしていますが、管理人は日頃から強迫性障害に悩んでいます。「ガスの元栓がきちんと閉まっているか」「ストーブを消し忘れていないか」「家のカギ締りは完璧か」などなど、大丈夫だと分かっていながらも「万が一忘れていたら・・」などと考え自分でもばかばかしいと思いながら何度も何度も確認してしまう・・という症状です。
 
この様な不安はいったいどこからくるのでしょうか・・。自分でもばかばかしいと思っていますし理屈では大丈夫だと分かっている訳ですから、いわゆる論理的思考から生まれるという事ではないと思います。もっと心の奥の方、つまり無意識的な領域からやってくると言った方がしっくりくると思います。
 
昨晩は漠然とそんな事を考えながら床に就いたのですが、ひと眠りしてふと目が覚めて時刻を確認すると午前3時でした。少しの間眠れずにいましたが目を閉じて眠る前に考えていた「無意識からやってくる不安」について考をめぐらしていると知らない間に再び眠ってしまった様です。その時見た夢が次の様な夢です。
 

私は四方を本棚で囲まれたような部屋にいます。周りには他の人の気配もありますが誰なのかはよく分かりません。しかしその中に知っている顔を見つけました。それは私より二歳年下の同性(男性)の従弟です。普段とりわけ親しい訳ではありませんが、幼い頃はよく一緒に遊びました。
 
従弟は自分の大事な本を失くたらしく必死にその本を探してします。そしてその本が私の本棚(どうやら周りの本は私の物のようです)に隠されているのでないかと疑っています。私が従弟の本を悪意を持って隠していると思っている様です。私は「俺が〇〇ちゃんの本を隠しているはずはないじゃないか!だいち何の得があってそんな事をすんだ!」と必死に抗弁します。
 
しかし従弟は執拗に私の本棚をかき回して自分の大切な本を探しています。隅から隅まで本棚をひっくりかえして自分の本を探し続けます。私は「もう好きにしてくれ・・」とあきれた様な気持ちになっています。

 
夢から覚めるとしばらくは夢の中のあきれた様な気分が続きましたが、そのうちこの夢には何か意味がある様に思えてきました
本棚に従弟の大切な本がない事
を夢の中の私は事実として知っています。にもかかわらず執拗に探し続ける従弟・・その従弟に対してあきれた様に感じた気持ち・・。
 
dream
 
これは、理屈では分かっていて、ばかばかしいと思っていながらも「ガスの元栓やストーブ、玄関のカギの確認を繰り返している自分の姿」に似ていると思いました。

夢が無意識からのメッセージであるならば、私の無意識は私自身の姿を執拗に本を探し続ける従弟と言う形に置き換え客観的に見せてくれたのでないか・・そんな風に思えてきました。

また、夢の中で私はこの従弟に強い無力感も感じていました。「私は本を隠していないのになぜ分かってくれないんだ・・」と言う理解してもらえない事に対する絶望的な気持ちです。きっとそれは30年以上も付き合ってきたこの確認癖に対する私自身の気持ちなのだろうと思います。

しかし・・考えの異なるもの同士がお互い理解し合えるには、やはり話合うしか手はあません。話合わなければ永遠に解決もないでしょう。そう考えると、何らかの対話を重ねていつか夢の中の従弟に「私の本棚に君の本はなかっただろう・・」と納得してもらう夢を見た時が、強迫性障害を克服できたと言える時なのかもしれません。