この作品はストックレ夫妻のブリュッセルの自宅の食堂の壁を飾る壁画として1905~09年にかけてクリムト自身の監修の元製作されました。もともと壁画なので幾つかに分割されて制作されているためか、オールポスターズでもさまざまな大きさの異なる作品として販売されています。
 
オールポスターズ公式サイト
 
生命の樹・期待・充足:抱擁

 
上の画像左側の女性は「期待」、中央に「生命の樹」があり左側の抱擁している男女が「充足:抱擁」と言う様になっていて、三つのテーマを一つの画面で表現した作品になっています。この作品の場合は、一枚の作品に異なるテーマが共存している様には表現されていますが、トリミングをさらに変えれば異なる複数の作品として楽しむ事も可能です。下の作品は中央の「生命の樹」の部分のみ分割した作品です。この作品もまた、オールポスターズでは異なる商品として販売されています。
 
生命の樹


 
また、「充足:抱擁」の部分のみをアップにした作品も販売されています。
 
充足:抱擁


 
この作品の人物のアングルやテーマは何となく他のクリムト作品でも見た事がある様に思いませんか?そう!この作品が後の油彩で描かれ、クリムトの代表作となった「接吻」1907~08制作の元型となった作品だそうです。そういう意味でも大変興味深い作品と言えます。
 
また、左側の女性像「期待」も独得の表情をアップでトリミングした作品がありました。この様に場所やスペースに合わせて一組の絵を分割してインテリアとして配置すると全体的な雰囲気に統一感がでるので、個人の住居のみならず、あるコンセプトに合わせて店舗の装飾としても利用出来るのではないかと思います。
そして、この様な試みは複製絵画でしか実現しません。
従って、「複製絵画ならではの利用方法」と言えるではないでしょうか。
 
期待

公式サイト:オールポスターズ