「イタリア広場」

逢魔時、心の隙間に進入する者
嘘の様な風景の彼方から
ヒソヒソと聞こえてくる何か

君の忘れものはこれか?
君は何から逃げている?

君の不安がさっきまでそこにいたぞ、
黒い服を着て
ただ意味もなく立ち尽くしていたぞ。

高い塔の向こうから
かすかに聞こえる汽車の警笛
それは
父の声にどこか似ている

逢魔時の心の隙間に進入する者

謎の正体は永遠に解決されない。

 

 

デ・キリコの作品は常に謎に満ちている。

また、デ・キリコの作品を言葉で語る事も何か空しさを感じる。
元々絵画作品はデ・キリコの作品限らず、言葉に換言する事は
難しい。

そんな事で、絵を見て感じた事を詩と言う形で表現して見た。
詩にする事でもっとも純粋に得たイメージが
このブログを読んでくれた方に伝われば幸いである。
 

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ポストカード【アート】ジョルジュ・デ・キリコ(GIORGIO DE CHIRICO)/ イタリア広場、1921