先日、ウッドライクマツムラさんに注文した。木版画の材料が届きました。
まだ木版画制作の実作業は始めていませんが材料をご紹介します。
全体1
注文したのは、油性木版画の制作に使う、ローラー、油性絵具(黒)、絵具の練用のトレー、試し摺り用の和紙(鳥の子)、シナベニアの版木、本番の摺り用の和紙(新草鳥の子)です。
新草鳥の子和紙
本番用の新草鳥の子の和紙は、手漉きの和紙で1枚970ミリ×670で販売されています。手漉きの和紙なので使う際は適当な大きさに自分で断裁して使う必要があります。
 


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また、特徴として、「耳」と呼ばれる紙の端の部分があります。手で漉いたままなので端が全て不揃いなのです。多色摺りの版画の場合、紙を「見当」と呼ばれる位置合わせの刻みの位置に合わせて版木を変えて色の数だけ摺り重ねますので、紙の端から絵柄までの距離を一定に保つ必要があります。なので、この「耳」をきれいに切り揃える必要があります。鳥の子和紙(端の部分)
ローラーは絵具を練る際に使います。届いた時は下の画像の様にローラーの部分と柄の部分が分かれて届きます。
ローラー全体
柄の一方のローラーを支える軸はネジの溝が切ってありますので、ドライバーで外す事が出来ます。こちらを外します。
ローラーねじ式軸
そして、もう一方の軸をローラー中心に差し込み、さらにネジの切ってある側の軸をローラーの中心に差し込み、柄に固定します。
ローラーを入れたところ
手に持ったところです。実際はローラーの部分をトレーに接地させて、前後に動かして絵具を練ります。
ローラーを入れたところ2
絵具は、今回墨(黒)の部分のみ油性絵具で摺りたいと思いましたので、「サクラ版画用油性絵具の100ccチューブ黒」を注文しました。油性インク(黒)部分
絵具練用のトレーはステンレス製のものを注文しました。プラスティック製の物もあるようですが、先々のもちも考慮してステンレスの物にしました。
絵具を練るトレー
(トレーの中心にある丸いものは撮影の際に天井の電灯が写り込んだものです)
画像の様にローラーを前後させて絵具を練ってローラーに絵具を付けてます。
さらにその後、版木にローラーを擦りつけて絵具を版木に均一に広げる訳です。
トレーとローラー
版木は版画用のシナベニヤを3枚注文しました。大きさは360ミリ×300ミリで厚みは6ミリのものを注文しました。表面はきれいに成型されていて凹凸は無いですが、彫る前には一応、紙やすりをかけて、表面を均一にしておきます。
版木3枚
厚みは6ミリですので表、裏とも彫って使えるものです。版木を深く彫る場合はもう少し厚みがあっても良い気がしますが、今回の場合十分と思われます。
版木厚み
最後に試し摺り用の和紙です。版画の場合始めから本番用の紙で摺る事はまずないと言っていいでしょう。そのため試し摺り用の紙を必要とします。機械で漉いた安価な断裁済みの和紙がありますので2セット購入しました。
試し刷り紙

以上が今回購入した版画の材料です。あとは手持ちの画材を工夫して使用します。
材料は揃いましたのでいよいよ版画制作の実作業です。制作工程などまた記事にしますので是非また、ご訪問下さい。