強迫性障害のすべてがわかる本表紙
 
昨年の暮れから強迫性障害認知行動療法の本を集中的に読んでいます。その中の原田誠一さん監修の「強迫性障害のすべてがわかる本」と言う書籍の中に興味深いデータが載っていたのでご紹介します。


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そのデータとは強迫性障害の人が囚われる代表的な強迫観念は極普通の人々も一般的な心配事として多くの方が経験していると言う内容です。
 
強迫性障害のすべてがわかる本32p
 
画像だと見にくいと思いますので、以下に引用させていただいた文章と数値を掲載しておきます。
原田 誠一監修「強迫性障害のすべてがわかる本」 (健康ライブラリーイラスト版) 講談社刊32ページより引用
 

●暖房、ストーブ、電気を消し忘れて火事になるのではないかと心配したことがある。
男性 62% 女性 79%
●ドアの鍵をかけ忘れ、泥棒が家の中に忍び込んだのではないかと心配したことがある
男性 65% 女性 77%
●トイレの便座や水洗レバーに触れて、伝染病に感染するのではと心配したことがある
男性 40% 女性 60%
●運転中に、歩行者や動物をひいてしまったのではないかと心配したことがある
男性 51% 女性 46%

私自身、運転中の加害恐怖火の元や戸締りの確認強迫に囚われています。普通の人でも小さいとは言え同じような不安を感じて暮らしているのかと想像すると何か意外な感じを持ちました。表面的には平静を保っていながら心の中ではこの種の悩みを抱えている人は案外多いのかもしれません。
 
そう考えると、ちょっとした不安が強迫神経症と呼ばれる病にまで進んでしまう人と、そうでない人の違いも案外小さいのでしょう。
 
バランス感覚が大切フォト
 
普通の暮らしの中で感じる不安、それを深い追いしてしまうと心のバランスを欠いてしまう。ちょうどヤジロベエが片方に偏ってバランスをくずしてしまうのと同じなのかもしれません。そう言った意味では、
 
「あえて物事を曖昧なままにして置く事、突きつめて考えない事」
心のバランスを保つためには必要な事なのでしょう。
深追いしそうにになったら「ちょっとまて、これ以上は考えまい」と意識してみて下さい、それだけで心の負担が減るかもしれませんよ。

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