管理人は今まで油絵木版画、などの制作を趣味で行ってきましたが、実は両方とも中途半端に終わっています。理由は複数ありますが一番大きな理由は「自分のイメージを上手く表現出来ない」と言うところにあります。


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自分のイメージ・・などと言うと大げさに聞こえますが、今までの自分の傾向を振り返ったり、好みの絵柄を思い出してみると共通しているのはモノクロームと言うキーワードです。中でも、自分のイメージのお手本になりそうな作家が版画家の長谷川潔さんの作品です。
 
(画集 京都国立近代美術館所蔵 長谷川潔作品集より「メキシコの種子草」)
メキシコの種子草
 
長谷川潔の作品はメゾチントと言う銅版画の作品でフランス語でマニエール・ノワールとも呼ばれいます。本場ヨーロッパで廃れかけていたこの技法を献身的な努力で再生し優れた作品を多く残してします。そのモノクロームは「ビロードの様だ」と評されるがごとく、柔らかく深い精神性と静謐さを湛えています。
 
(画集 京都国立近代美術館所蔵 長谷川潔作品集より「仮装したる狐」)
仮装したる狐
 
勿論、管理人は素人ですし、この様な銅版画の作品を制作出来る環境も技術もありませんのでただ単に憧れているだけなのですが・・。
 
しかし、ほんの少しでも近いイメージの作品を制作できれば・・と思っています。そこで、以前から気になっていたスクラッチボードと言う技法を試してみようと考えました。
 

 
スクラッチボードとは、あらかじめ黒いインク(?)で平塗りされている面を尖ったペンなどで引っ掻き、下地の白を露出させる事で明暗を表現し絵柄を形づくって行く技法です。線の強弱や重なりで繊細な諧調を表現出来ますので、個人的にはメゾチントの絵肌に近いものが出来るかもしれない・・などと思っています。
 
銅版画はプレス機などのそれなりの設備がないと制作できませんが、スクラッチボードなら安価に誰でも制作する事が出来ます。
 
まあ、実際に取りよせて制作してみないと、どの様なイメージになるか分かりませんが管理人の様な趣味で絵を楽しむ人間には向いている技法だと思います。早速ネットで購入してみる事にします。
 
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