レンピッカを語る時こんな言葉が似合う

ベル・エキセントリック!・・・・素晴らしき異常

その昔、
今は亡き作曲家の加藤和彦氏がラジオ番組で自作アルバム
ベル・エキセントリック」の意味を聞かれた時、答えた言葉である。

 

「緑のドレスの女」

この「素晴らしき異常」と言う言葉が、
この画家タマラ・ド・レンピッカを語る時、ぴったりとくる気がする。
ベルエッポックの時代、19世紀末から第一次大戦までの古き良きパリ・・・
退廃と美が華々しく展開していたその時代の後半
タマラ・ド・レンピッカはパリにいた。
すでに既婚だったが
おそらく彼女の美貌は注目の的だったに違いない

エレガンスと大胆さ・・・そしてエロティシズム
様式的にはキュービズムやアール・デコの影響を受けていると思われるが
この作品「緑のドレスの女」は、それらのどのイズムでも割り切れない
それは、タマライズムと呼んでも良いと思う・・・

強烈な魅力と陶酔が
強い香水の様に周りを虜にしてしまう。
 
 

 
「ローズ色のチュニック」
 
ソファに横たわる女性
なんとなくしどけないポーズ、
けっして、他人には見せない表情
四肢の肉感的な描き方
 
タマラに向けられるモデルの視線やしぐさは同性同士のそれではない
もちろん画家とモデルのそれでもない
では、
タマラとモデルの関係は?
 
男女とも愛することができたと言うタマラならではの視線は
時にそんなモデルの情動まで生々しくとらえる。
 
ローズ色のチュニックがまさに、二人の関係を暗示しているようだ・・・
 
 
【レンピッカ アートポスター】緑のドレスの女(610×915mm)
「ローズ色のチュニック」
プリキャンバス複製画・ギャラリーラップ仕上げ(F6サイズ)