以前から買おうと思っていた、長谷川潾(りん)二郎画文集「静かな奇譚」を購入しました。今日注文したばかりなので届くのは数日後ですが今から楽しみです。


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長谷川潾二郎さんのお名前は数年前に放送されたNHK日曜美術館で初めて知り一目で好きになりました。有名な愛猫「タロー」を描いた絵も好きですが、管理人が特に見たいと思っているのが制作年としては晩年になる一連の静物画です。
 
モチーフを目の前にしてじっくりと時間を掛け丁寧に丁寧に描かれたその作品群は大変に澄んだ空気を創りだしており、現実を映しながらそれを遥かに越えた何かを感じさせてくれる稀有な作品群です。
 
潾二郎さん自身「現実は精巧にできた夢である」と言う言葉を残しています。この言葉からも画家が自らの眼差しを通して見た現実がいかに美しく、それをなんとか画面に定着させようと制作を進めたいた事が伺えます。
 
また、画壇から遠く離れ世俗的な成功ではなく、ひたすら自らの制作に没頭した制作態度も大変好感を持てます。勿論、経済的に許される環境があった事もあるとは思いますが、その様な人間性にも心惹かれます。
 
本当は本物をじっくり鑑賞してみたいのですが、今のところその機会に巡り合いません。しかし、今後回顧展などの展示の企画があったとしたら、多少遠方でも足を運ぶつもりです。
 
もし、この記事を読んで下さる方がいらして、少しでも長谷川潾二郎に興味があり作品を見る機会に恵まれたらぜったいに見逃さないで下さい。必ず後で後悔します。それほど素晴らしい作品群です。
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