野地秩嘉著「エッシャーに魅せられた男たち」
 
野地秩嘉著「エッシャーに魅せられた男たち」を読み終わりました。
実は丸々一年読まずいたのですが、ふと思い立って読んでみました。
読み始めてみるとノンフィクションながらフィクションの様な語り口が大変面白くていっきに読んでしまいました。
 


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この本は「エッシャーに魅せられた男たち」と言うタイトルからも分かる通り、エッシャー本人について書かれた本ではなく、その作品を愛した男達の話です。
 
主人公は、当時アパレル会社を経営されておられた甲賀正治氏。その甲賀氏がエッシャーの世界的コレクター、フェアミュレン氏のコレクションを購入すると言う話を中心にして様々なエピソードが展開されます。
 
この本を読んで管理人が最も興味を持ったのは美術展を開催する側の舞台裏や人間ドラマが描かれている事です。
 
中でも現在は日本パウル・クレー協会事務局長として活躍されておられる新藤信氏が当時の日本では殆ど無名であったエッシャーの展覧会を開くべく二十代の若さで奔走すると言う描写はアートビジネスに賭ける人間の気概を感じさせてくれ感銘を受けました。
そう言った意味で、この本は今後アートビジネスの世界で活躍したい若い方が読むと大変参考になる本だと思います。
 
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ちなみに、管理人は甲賀氏が購入したコレクションを収めた図録を以前ネット古書店で購入し愛蔵しています。
 
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この図録は今でもエッシャーの図録として質・量ともナンバー1のものだと思います。手に入れる事が出来て幸運でした。
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