先日、管理人の書いた記事「絵画からの誘惑 管理人の好きな画家達」と言う記事の中で、ご紹介した画家のポオ エ ヤヨさんからコメントを頂きました。管理人は、現代童画会のホームページの中で新人賞を受賞されておられたポオ エ ヤヨさんの絵の詩情性がひと目で気に入りご紹介させて頂いたのですが、管理人のつたないブログでぜひ絵を紹介させて頂けないか、お伺いしたところ、快諾頂けたので早速ご紹介記事を書かせて頂きました。
 
白の國の猛獣使い
 
白の國の猛獣使い
管理人が、現代童画会のホームページでひと目見て気に入った作品です。まず始めにとても気にったのが魚の色彩の美しさです。管理人はWeb上でしか見ていないのですが、その色彩の繊細さと美しさはクレーを連想させます。また、この色彩の微妙な変化からは微かな声の様な、音の様なものを感じました。そしてさらに下の方を良く見ると、少女が水辺で座り込んでいる処が描かれています。
 
白の國の猛獣使い部分
 
この幻想世界はこの少女の心の中の深い静かな湖から何かをきっかけに出現した詩の様な白昼夢の様な世界なのかもしれません。一心にウサギのぬいぐるみ?を抱きしめる少女の秘めた思い・・・それは悲しみなのでしょうか・・?または恐れなのでしょうか・・?
言葉では表現できない何か・・・セ・ツ・ナ・イ・キ・モ・チを感じてしまうのです。
 
ところで、作者の「ポオ エ ヤヨ」さんのペンネームですが、どの様な意味があるのでしょうか?
ヤヨさんのサイトによると以下の様な事だそうです。

 

Poe et Yayo Webサイト より抜粋

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Poe et Yayo : ポオ エ ヤヨ

Poe : ポオ
1997年 9月の空の好き日に生まれる。
庭で怪我をしていたところを保護されて、Yayo と暮らしはじめる。
ラベンダーやお気に入りのものを卵の下にひきつめて、卵を暖め
Yayo と体を張って遊ぶ日々を送っている。
※ Poe は 保護された野鳥( キジバト )です。

Yayo : ヤヨ
3月3日生まれ。
3才よりヴァイオリンをはじめる。
東京音楽大学( ヴァイオリン専攻 )在学中より、演奏、指導の仕事を少しかじり
肉筆浮世絵修復の仕事を経て、Poe と出逢い
‘ Poe が卵を産み、Yayo が孵す( 描く・書く )’
といった作品づくりをはじめる。

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管理人の勝手な解釈かもしれませんが、キジバトのポオがヤヨさんにもたらす、
感情の振れと言うか思いの様なのもが創造の原点になっておられるのだろうと思います。
それでこの様なお名前を名乗っておられると納得出来ました。
 
 
それでは、さらに作品のご紹介を続けて行きましょう。
 
 
上でご紹介した「白の國の猛獣使」と同様の「白の國」シリーズ
(すみません勝手にシリーズにさせてもらいました)からもう一点ご紹介します。
 
白の國の料理長
白の國の料理長
この作品も細部が実に繊細に描かれている、と感じます。料理長の持つ水切り用のカゴから、網の目を通してこぼれ落ちる砂金の様な粒、一粒一粒が砂時計の砂の様にサラサラと流れ落ち、夜の闇の中でそれを全身で受け止めている様な気持ち。またそれは、永遠の時間の中で心地良さと安らぎをもたらしてくれる・・・。そんな詩的イメージを管理人に抱かせてくれました。
 
 
管理人の私見ですが、「絵を見る」または「絵を感じる」とは、画家から受け止める言葉にならない感覚・・・それは多分「詩情」とか「ポエジー」などと言われるイメージを受取る事だと思います。だから、管理人はそれを言葉に置き換えようとする時、何時も「詩」の様な形になってしまいますが・・・。
他の方々はどうなんでしょうかね?
 
 
次に後ご紹介するのはやはりシリーズ?なのかもしれませんが、管理人がまたもや勝手に
(ヤヨさんすみません)「三姉妹」と名付けました。
 
アナベル - Annabel -
アナベル
 
 
ポーレット
ポーレット
 
 
リザベラ - Lizavella -
リザベラ
 
 
この3作品も美しい作品ですね。特ににアナベルとリザベラの蝶の羽の描き方は大変深みのある色彩です。管理人はこの様な色彩には「香り」さえ感じてしまいます。
また、三姉妹にはそれぞれ、性格がある様です。気が強く知的なイメージの長女アナベル、気持ちが優しく、ちょっと心配性の二女ポーレット、天真爛漫で夢見がちの末っ子のリザベラと言う様に管理人が勝手に解釈しました。さらに、3枚の絵にはそれぞれ、赤ちゃんの様なイメージが描かれたいます。女性にとっての母性・・・。産む性としての感情・・・。愛おしい・・・胸がキュンと詰まるような切なさと悲しみ?が入り混じったような感覚が伝わってきます。管理人は男なので想像するしかありませんが。女性は誤解を恐れず言えば体そのもので感じるのではないでしょうか?
 
 
以上、ポオ エ ヤヨさんの作品の中から、何点かご紹介させて頂きました。
他にも、素敵な作品と詩をご自身のWebサイトで発表されておられます。
また、ポオ エ ヤヨさんは音楽活動もされておられるますので、詳しくは以下の
Webサイトをご覧下さい。
 
Poe et Yayo Webサイト
 
 
最後に、この「報・連・相」ブログを始めて3ヶ月、今回の様にアーティストの作品を詳しくご紹介するのは、ブログを始めた当初の目的の一つでした。この場で、この様なページを作る機会を与えて頂いたポオ エ ヤヨさんに改めて御礼申し上げます。
ありがとうございました。