強迫性障害の悩む人の気持ち
 
管理人はいわゆる「強迫性障害」と言われる症状に長年悩まされて来ました。そして現在も悩まされています。


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管理人の症状は主に二つあります。一つは「確認強迫」と言われるもので、ガスの元栓家の戸締りについて閉まっているのは分かっていても何度も何度も繰り返し確認してしまう症状。
 
もう一つは「加害恐怖」と言われるもので、とりわけ車の運転中に感じるちょっとした振動でも「今、人を轢いてしまったのではないか・・・」と感じて何度も何度も確認に戻ってしまう・・、と言う症状に悩んでいます。
 
しかし昨日、図書館で見つけた本の中に「加害恐怖」ついて、ちょっと役立つかなぁという考え方が掲載されていましたのでご紹介します。
 
運転の加害恐怖
 
この本では、管理人と同様運転にまつわる「確認強迫」で悩む人の例が紹介されています。そしてその方が受けた治療法である「運転のERP」と言う方法が紹介されています。
 
運転ERP
 
この方法は患者が運転する車の後から治療にあたる医師がやはり車でついて行き、患者に携帯電話を通じて「今、人を轢いたよ」とか「あ!血みどろだぁ」などとわざと怖がらせる事を言い、それでも患者は運転を続けなければならないと言う過酷ではありますがユニークな方法です。本の例に載っている方の場合、条件の悪い雨の日などもこの方法を繰り返して行く事でなぜか症状が楽になったそうです。
 
しかし、この方法でなぜ楽になっていったのでしょうか?
 
 運転ERP2
 
正確には本に譲りますが、管理人なりに解釈してみますと次の様な心理があると思います。
 
この種の強迫障害に囚われてしまう場合、「もし人を轢いてしまっていたらどうしよう」と考える一方で「そんな事はありえない、だいたい人を轢いて分からない訳は無いし、ばかばかしい事である」と言う矛盾した心理を抱えています。
 
しかし、「あ!血みどろだぁ」などと脅す言葉を投げかけられると、中途半端に迷っている自分が「そんな事などありえない!」と言う方向へ「押し出される」のではないかと思います。
 
「押し出される」と言うと分かりにくいと思いますが、言葉を変えれば、「あまりにも極端に不安を煽られるので、逆にその事が現実では無い事をハッキリ認識出来る」と言ったら分かって頂けるでしょうか?その様に解釈してみました。
 
勿論、管理人なりの解釈なので間違っている場合もあります。その点はご理解頂きたいのですが、しかしいずれにしろ、この本を読んで次の様な事を実行してみようかなぁと思う様になりました。
 

車を運転中にこの種の「強迫観念」が生じたら、自分で「今、人を轢いた!」とか「血みどろだぁ」などとつぶやいてみる。

 
こうする事で、「その強迫観念のバカバカしさをより強く意識する事」ができて結果として無意味な確認行為をせずに済むかもしれません。
 
実は、先日ちょっとだけ試してみたのですが、「少し気持ちが楽になった・・・」と感じらる様になりました。繰り返していけば確認行為を軽減出来るかもしれません。
 
またもし、管理人と同じ悩みを抱えていらっしゃる場合は一度試してみる事をおススメします。症状を軽減できるきっかけになるかもしれません。さらに、やり方を変えれば、他の強迫性障害にも応用可能だと思います、他の症状で悩まれている方など言葉や内容を変えて試してみるのも良いと思います。
 
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