木版画制作過程0
 
ゆっくりとしたペースではありますが木版画制作を続けています。今回の記事でも管理人流の彫り方をご紹介してみます。管理人の彫り方は自分がやりやすい方法なので一般的ではありませんが何かの参考になるかもしれませんのでご紹介してみます。
 
まずは印刀(上の画像)と呼ばれる彫刻刀で彫る形の輪郭に沿って形を切り出して行きます。


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刀をやや斜めにして輪郭線に沿って切り出して行きます。始めから深く切り出すのではなく最初は力を抜いて浅く刀を入れて行きます。

木版画制作過程02
 
彫ろうとする形の周りを囲む様に切り出して行きます。一度浅く彫った切り口に沿って、もう一度、今度はほんの少し力を入れて切り出していきます。こうして何回か同じ切り口を印刀でなぞる様に切り出して行く事で徐々に切り口を深くしていきます。
 
木版画制作過程03
 
輪郭を切り終えたら、次に丸刀で形の中を彫り出して行きます。
 
木版画制作過程1
 
彫る深さは合板である版木(シナベニア)の下の板が見える程度(約1.5mmほど)彫り取っていきます。中心部分を丸刀で彫り輪郭付近は別な方法で彫って行きます。
 
また、彫る深さは後々試し摺りしてみて「摺りあがり」の状態を見つつ、さらに深く彫ったりする事もあるのでここでは一応の目安としてこの位の深さまで彫っておきます。
 
木版画制作過程2
 
管理人の場合、輪郭に近い部分はリューターと呼ばれる工具で彫ってしまいます。彫刻刀の種類も極少ない数しか持ていませんので、その辺は合理的に考えてこの様な工具を使用しています。
 
木版画制作過程5
 
輪郭に近い部分は慎重に作業すすめます。
リューターで彫っていくと細かな木くずで彫るべき所が見えづらくなります。
 
木版画制作過程6
 
その場合は、百円均一のショップで買った卓上のほうきで木くずを掃きながら作業します。
 
木版画制作過程7
 
大体の形が彫れました。
 
木版画制作過程8
先程も書きましたが、木版画の場合「摺ってみなければ分からない」部分もありますので一通り彫ってから「試し摺り」を行いさらに「イメージに合わない部分を修正して彫って行く」と言う作業の繰り返しで作品を完成させて行きます。
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