「最近、何となく憂鬱だな・・」とか「この先自分はどうなっていくのだろう・・」などと考え、ふさぎ込んでしまう事は人生の中で誰でも経験する事だと思います。
 


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管理人は内向的な性格のためか、人間関係やコンプレックスで随分悩み続けて来ました。最近(50代)は若い頃と比べ、だいぶ軽減はしましたが相変わらず悩み事が多いです。
 
そんな日常の中で「憂鬱だなぁ・・」と感じた時などこの本を読む事にしています。
 
心が疲れたらありのままの自
 
この本の著者「本多信一」さんの本は若い頃から随分読んできました。本多さん自身が「自分は内向型人間です」と公言されておられる事もあり同じ性格傾向を持つ管理人にはとてもピッタリときました。
 
中でもこの本は、古代中国の哲学者「老子」の残した「老子道徳経」をとても分かり易い言葉で解説しています。
 
本多さん独特の語り口も魅力的です。「老子」と言う一見難しい響きをもつ内容も愉しみながら理解する事が出来ます。
管理人がこの本を通じて理解した老子の考え方の基本はだいたい次の様な事です。
 
「人間は自分に合わない事をムリにやろうとするのではなく、自分に合うもの、自分に出来る事をただ淡々とやって行きばそれでよい」と言う内容でした。
 
とかく人は、他人との競争心や見栄やプライドから自分にムリをさせてしまう事があります。努力や向上心を否定するつもりはありませんが、度が過ぎてしまうと苦しみが強くなり、時には人生を悪い方へ進めてしまう事もあります。
 
もう少し、「自分に合った生き方をしたい・・」もしそう感じているとしたら、この本にちょっとした気付きになる部分があります。
 

人生が苦しくてたまらなく、実に難しく感じられた時、私は今にして思うと「できないものをできるようにする」とか「他人に負けないように」と考えていた。しかし「自分にとってできないことをできるようにすること」は、ヒバリが海底に生き、エイが空高く飛翔するのと同じことで、難しい。
 
本多信一著
心が疲れたら「ありのままの自分」で生きなさい
61ページより

 
「ヒバリが海底に生き、エイが空高く飛翔する」つまり、本来の自分の生息域ではないところで生きているのだから苦しくあたりまえだ、と言っているのでしょう。つきなみな言い方をすれば、人にはそれぞれ生まれ持った個性があります。「その個性の命ずるまま生きる事が心を疲れさせない秘訣」なのだと言っている様です。
 
「言うは易し、行うは難し」です。現実生活の中で状況を改善し完全に自分の個性に合った環境で生活して行く事はそう簡単ではないと思います。実際著者である本多さんも若い頃から葛藤し格闘して今に至っているようです。(本の中にも経験談が紹介されています)
 
しかし内容をすぐに実践できなくても「気付きのヒント」は確実に与えてくれますし、読むだけでも心が癒される本です。その意味では「心のオアシス」として持っておくと良いかもしれません。
 
特に管理人の様に心の中で思考が空回りしてしまいがちな内向的な方にはおススメの本だと思います。
 
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