孤独と静寂の画家 エドワード・ホッパー

 

「夜更かしの人々」
 
静寂が支配する夜の街で夜明けを待つ人々
しゃれたジャズの演奏とコーヒーの香りがする
疲れているのだろう、何も語ろうとしない人々
しかし夜の街はそんな人々につかの間の休息を与える

誰もが孤独で、誰もが悲しい、
しかし
誰もが何も語らない
夜が明ければ、昨日と同じ喧騒の一日

同じ事の繰り返し
同じ事の繰り返し

だだ、日々だけが過ぎていく

二度と戻らない日々だけが・・・
 

思うままに綴った自作の即興詩である。
ホッパーの作品を見ると都会の孤独と静寂を何時も思う
特にこの作品「夜更かしの人々」は何処かに心の傷を持って生きる
都市の人々をストレートにクールに捉えた名作である。
 
 
 

「The Room」
 
静かな部屋
ボリュームを絞った時間
何時も灰色の憂鬱がやって来る
 
語られない過去
語ろうとしない時間
薄いベールが二人を隔てる
 
ポロン
ポロン
 
時折奏でるピアノの音が
刹那の時を覆い隠す
 
何もないだろ
 
何もないわ
 
うつろな問わず語り
沈黙だけが二人の救い
 
 
こちらの作品もホッパーらいし作品である。
人々の孤独と憂愁が画面から香る様な作品である。
 
ホッパーの作品はオーソドックスな様式、一見無個性にも
見えるかもしれないが、その空気感はホッパーならではのもので
半世紀の時を経ても、都市の生活感が新鮮に伝わってくる
 
大人の鑑賞に堪える優れた表現者であるが故であろう。
 
 
エドワード ホッパー/ナイトホークス ポスター / エドワード・ホッパー

エドワード・ホッパー【Edward Hopper】額装ポスター The Room