モンパルナスの伝説 アメデオ・モディリアーニ

モディリアーニ・恋と芸術の日々
(アメデオ・モディリアーニ)1884-1920 イタリア
 

 
公式サイト>>モディリアーニ ポスター一覧 
 
エコール・ド・パリの代表的な画家。恋と芸術に生きたその人生は伝説となる程人々の心を捉え絵と共に広く知られている。特に恋人ジェンヌとの逸話は有名である。また画風は哀愁に満ちていると同時に、アフリカなどのプリミティブ彫刻の影響を受け、それらを総合し独自の造形を作り出した。


 

腕を広げ横たわる裸婦

褐色の肌、奔放に投げ出した体、ヌードはヨーロッパ絵画の伝統のモティーフだが、このモディリアーニが描く裸婦像は今見てもエロティシズムに満ちている。肉感的な体の造形や陰毛の描写、誘惑する様に微笑みかける口元、どれをとっても性的な魅力に溢れている。単なる「猥褻」か「芸術」か?の論争は今もなお続いているが、この作品が発表された当時の衝撃は想像に難くない。
 

ジャンヌの肖像

モディリアーニが最も愛したであろう恋人、ジャンヌ・エビュテルヌを描いた作品である。この作品ではジャンヌの目は青く塗りつぶされており瞳は描かれていないが、今に残されるジャンヌ・エビュテルヌの肖像写真を見ると、目に力がある意志の強い、そして大変美しい女性であった事分かる。モディリアーニは他にもジャンヌの肖像を多数残しているが、この作品は中でも彼の特徴である首の長い白鳥の様なフォルムとアーモンド形の瞳の無い目をしている作品として特に有名なジャンヌの肖像である。ちなみにジャンヌはモディリアーニの死の二日後、後を追って身重でありながら自殺している。
 

おさげ髪の少女

この作品「おさげ髪の少女」は名古屋市美術館に収蔵されており、日本にあるモディリアーニ作品として有名である。青い瞳、純真無垢で幼さを残した表情など大変愛らしく少女の様子を捉えている。モディリアーニは他にも子供を描いた作品を制作しているが他の作品を見ても子供の無垢な表情を的確に捉えられており魅力的な作品が多い。そう言った作品群を見るとモディリアーニと言う人の何処か素朴な人柄の一端が見える様な気がする。
 

ジャック・リプシッツとその妻

この作品の夫妻の夫、ジャック・リプシッツはリトアニア出身の彫刻家で結婚記念の肖像画としてモディリアーニにこの作品の制作を依頼したそうだ。この作品を見ると、肖像画家としてのモディリアーニの力量の確かさを感じる。夫妻の間に流れる空気、人柄、結婚と言う人生最大の喜びの時の希望など、さまざま感情を一枚の絵に見事に表現した傑作である。
 

赤ちゃんと一緒のジプシー女性

この作品もジプシーの女性の表情や母親としての子供への愛情を瑞々しく捉えた傑作である。絵に限らないが芸術作品として表現される物には常に作者の人柄が反映する。このジプシーの女性の表情を見ていると描いているモディリアーニとの温かみのある人間関係の様なものを感じる。やはり大切なのはどんな仕事でも人柄なのだなと感じさせてくれる心を和む作品だ。
 
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